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ネット予約のノウハウ 更新2017.02.03. 作成2015.5.14.

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目次:
要約 
解説 
豆知識 

はじめに

☞2017年2月3日現在、日本で発行されたクレジット・カードが拒否されるという情報が多数ある。カード会社のシステムが承認を出した後、予約システムが日本発行のカードだと判った時点で拒否されている模様。

イタリアのネット予約にはいろいろなリスクが伴う。 まず言語の壁があり、決済だけされて予約確認メールが届かない例は枚挙に暇なく、予約ができたとしても知る限り変更や払戻しできるものはない。 券種に制約があるもののTrenitaliaとItaloが変更・払戻し可能なのはむしろ例外的と言える。 最後の晩餐のように当日券を期待できないものは予約が必須となるが、TrenitaliaのRegionaleの乗車券を予約するということはわざわざローカル線の切符を乗車日時の制限付で購入するようなもので予定が狂えば無駄になってしまう一方、綱渡り的スケジュールを組んでいるときには(それ自体お勧めできないが)乗車券を購入する時間を節約できるのが悩ましいところ。

また、イタリアのネット・サービスには日本とは異なる独特の癖がある。 システム・メンテナンス中の表示が無いのがその典型で、決済ボタンを押した時点で初めてシステム・メンテ中のメッセ―ジが出るのはましな方で、関係の無いエラー・メッセージが出たり何もメッセージが出ないこともめずらしくない。 それを知らないと、決済できない・予約メールが来ないと言って慌てることになる。 イタリアのサイトにアクセスを始めたところから日本とはまったく文化も常識も異なる国、イタリアへの旅行は始まっている。

そんなイタリア・ネット予約のノウハウをまとめてみた。

要約

解説

豆知識

ネット予約成否の確認方法

ネット予約で決済が完了し予約確認メールが届いても、その時点でクレジット・カードのネット明細にその取引がリストされないのはなぜだろう? それは、決済画面と言われてはいるが実際には支払に関する信用調査が済んだだけに過ぎず、決済は後日に実行されるからだ。

ここで、クレジット・カードで物を買うとはどういうことなのかを確認しておきたい。 そもそもクレジットとは後払いの意味。 つまり、商品をツケで購入して支払いを後にするに際し、販売者に対して購入者の支払能力を保証するのがカード会社の役目となる。

ネット予約でカード情報の入力が完了すると、予約システムはカード会社のシステムに支払能力等の確認(ポーリング)を行う。 それを受けてカード会社のシステムは、請求元がブラック・リストになく決済期日においてカードの期限が有効かつ請求金額が支払限度内であれば保証すると返信(アック)し、セキュリティー上の問題が検出されたり支払限度を超えている場合はアックを保留(セキュリティー・ロック)したり保証不可を返信する。

ポーリングとアックの記録はシステムに残るのでカード会社に電話すれば教えてもらえるが一つ問題がある。 ポーリングの記録がなければ予約されていないと判断できるが、OKアックの記録があっても予約が成立しているとは限らないのだ。 その理由はこうだ。 VISAのシステムが出すOKのアック情報にはカード発行国情報も含まれており、予約システムの中にはイタリアあるいはヨーロッパ以外で発行されたカードによる決済を拒否するものがある。 カード会社のシステムがNOのアックを出したのか、予約システムが日本発行のカードを拒否したかまでは判らなくとも決済不能のエラー・メッセージが表示される場合はまだいいのだが、問題は日本発行のカードによる決済拒否が原因で予約が不成立であっても(確かにそうではあるが)プロセス完了と表示されるので一見予約が成立したように取れるものがあることだ。 よって、カード会社に電話で確認すると承認(保証)を出しているとの回答が得られたにも関わらず、いつまで待っても予約確認メールが届かないということが起こりえる。 このような場合、予約システムの顧客窓口に問い合わせる以外に予約の成否を確認する手立ては無い。

予約システムではないがTIM、WindのプリペイドSIMをネットからリチャージしようとすると、VISAがOKのアックを出してもリチャージ・システムが日本発行のカードを拒否することが判っており、TIMからもそういう問題があると認識しているとの回答を得ている。 また、PayPalのシステムは登録要求のあったクレジット・カードが有効かを確認する為にUS$1のダミー・ポーリングを行う。 カード会社のシステムからOKのアックが返ってくるか否かだけを確認するのが目的のポーリングなので、この$1が決済されることはない。

クレジット・カードとは逆に前払い、つまりプリペイドしておいた分から支払うのがデビット・カードになる。

スキミングは防げない 準備中

支払側の信用保証をしてくれるのみならずカード会社は被害からも保護してくれる。 店舗側に関しては(善意を基本に行動すること)ではあるものの自分でカードを機械に挿入して暗証番号を入れる場合を除いて従業員等にカード番号を知られないようにするのは不可能だろうし。 ネット予約の場合でも暗号化しないで無線LANを使ったりシステム・オペレーターによるピーピングなどリスクは幾らでもある。 旅行期間中適宜セキュリティーを外してもらう。 帰国後、積極的にカードを停止する。 怪我の功名の話。


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